外壁塗装のDIYはお勧めできない理由とは?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装のDIYはお勧めできない理由とは?
危険・持ちが悪い・時間がかかりすぎる・コストパフォーマンスの悪さが目立ちます。
DIYは「Do It Yourself」の略称で、自分ですることを意味しますが、少し前までは日曜大工と呼ばれることも多かったです。
棚を作ったり、内装を張り替えたり程度であれば、大きな問題になることはありません。
ですが外壁塗装ともなると注意が必要です。
怪我をすることもありますし、素人がやっても長持ちしませんし、その割には時間がかかります。
結局のところコストパフォーマンスが、とっても悪くなってしまいます。
危険だからオススメしない!
もしも、2階建ての家ならば高さが7メートルから9メートルになります。
プロフェッショナルの外壁塗装職人であっても足場を組んでの作業になります。
例えば、個人で足場を借りた場合に30日間で25万円程度です。
毎日作業できれば、いいでしょうが、土曜日と日曜日だけしか作業できなければ高い金額になります。
DIYの場合は足場を組まずに高い脚立を使ったり、梯子を使う場合もあります。
ですが、しっかりと固定されてはいませんから、とても危険です。
倒れてしまったら大けがをすぐでしょう。
屋根を塗装しているときに滑落する事故も多発しています。
墜落や転落の事故は塗装工事の事故の7割近くもあります。
エアコンの室外機やボイラーを養生したまま稼働させた場合の事故もあります。
排気ができないと爆発の恐れもあります。
長持ちしないからオススメしない
ホームセンターで販売されているDIY塗料はビギナー用です。
プロフェッショナルが使っている塗料と比較した場合に耐久性に劣るのです。
同じシリコン系の外壁塗料でも耐用年数はかなり劣ります。
またメーカーが指定している厚みで塗るのは簡単ではないですし、ムラになったり塗り残しになるととてもブサイクですよね。
塗料が持っている耐久性が発揮できず長持ちしません。
これ以外にも、素人がやると時間もかかりますし、結果的に高くつきます。