ピンホールは施工不良である理由とは?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
目次
ピンホールは施工不良である理由とは?
ピンホールは施工不良である理由は低温の状態で塗装工事を行ったから
低温の時に外壁塗装で下塗りをすると上塗り塗装との密着の仕方に差が生じてきます。
その結果としてピンホールができます。
適度な環境で塗装工事をすればピンホールはできないのです。
被着面にゴミが付着していた場合
ゴミ・水・油・シリコンが付いていると、上塗り塗装が噛んでしまってプツプツした表面になります。
塗料と被着面との温度差が激しい場合
表面張力の差ができるとピンホールの原因になります。
極端に暑い日や寒い日におきやすいです。
下塗りや既存塗膜にピンホールが発生している場合
ピンホールの中の空気が抜け出すことで新しい塗膜にもピンホールができるので注意しましょう。
塗料の中に油分・水分などの不純物が混入した場合
塗料と不純物が混ざらないのでピンホールになります。
ピンホールを確認するにはどうすればいいの?
塗装した部分から1メートル離れて小さな穴が確認できればピンホールが発生している証拠です。
1個や2個の程度ならば確認できませんが100ほど固まってできる傾向があります。
そんな場合は1メートル離れていても目視で十分に分かります。
状況を施工会社に伝えて手直ししてもらいましょう。
塗装終了した後にピンポールを手直しする方法とは?
小さなプツプツのピンホールの場合
ピンホールができている塗膜の上からもう一度塗装します。
大きなピンホールの場合
微弾性のフィラーを下地に塗布したあと、再度塗装をします。
ピンホールの状態が酷い場合は、既存の塗膜を一度綺麗に剥がし、一から塗装工事をしなければなりません。
塗装が完了して10日程度では発生しますので、見つけたらすぐに塗装会社に連絡しましょう。