外壁塗装の具体的なスケジュール例と注意点について
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装工事のスケジュールは業者によって多少工程に違いがあるにしても大体の流れは同じです。
ここでは外壁塗装の具体的なスケジュール例と注意点についてご紹介します。
外壁塗装のスケジュール例について
家の大きさや外壁の劣化状態にもよりますが一般的に外壁塗装工事は約2週間ほどかかるとされています。
まずは工事着工の約1週間前に業者の担当者が近隣住民への挨拶まわりを行い、工事内容やおおまかなスケジュールを伝えます。
工事着工以降のスケジュールは下記のとおりです。
足場組み立てや目隠しシートの設置
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高圧洗浄による汚れ落とし
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乾燥(48時間)
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ひび割れや剥がれなどを補修する下地調整
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塗装しない箇所を保護する養生
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外壁塗装(下塗り、中塗り、上塗り)
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雨樋やバルコニーなどの付帯部塗装
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屋根塗装(高圧洗浄・下地調整後に下塗り、中塗り、上塗り)
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養生取り
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業者や依頼主による作業確認
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足場の解体、周辺の清掃
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引渡し、工事完了の挨拶まわり
上記の流れを約2週間かけて行う場合が多いですが、住宅の大きさや天候などによっては長くかかることもあります。
工事の際の注意点について
工事前の近隣住民への挨拶まわりは基本的には業者が行ってくれますが、それとは別で依頼主自身も挨拶まわりをしておいた方が良いとされています。
そうしておいた方が工事中の騒音や飛来物、臭いなどに対する近隣の人の心構えも違ってきますし、後々トラブルになるリスクも減るからです。
工事終了後も同様に、工事中に迷惑をかけた旨とお礼を伝えるため挨拶まわりをすることをおすすめします。
また挨拶まわりの際には500円~1,000円程度の洗剤や菓子折など(相手が気を使わない額のもの)を一緒に配ると良いでしょう。
マイホームは購入するのにも高額で維持費もかかることから簡単に買い換えることは難しいため、住民間のトラブルを避けるためにも近隣住民への配慮を忘れないことが大切です。