モルタル外壁のメリットとは?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
モルタル外壁のメリットとは?
砂とセメントと水を混ぜて作られているのがモルタルで1990年代の建物にはこのモルタルが多く利用されていました。
現在もモルタルの建物は多くありますがモルタルにはデザインの自由性があるし、質感が独特で味わいがあるものができる、つなぎ目が存在しない、金属の外壁のように極端に熱くなるようなことがないといったメリットがあります。
モルタルは自由にかたどれるところがあるのである程度はいろいろなデザインを楽しめます。
そのため職人の腕の良し悪しも反映されますが、スタイリッシュな壁を作ることも可能な外壁材です。
質感も独特でこちらもそれを生かしたデザインにすることができ、見るほどに味わいぶかい外壁にすることもできます。
外壁材として近年人気が出てきているサイディングには必ずつなぎ目があります。
モルタルの場合は塗料として塗るのでつなぎ目が存在しないために見た目の良さがあります。
こうしたモルタルはメリットばかりではなくデメリットも存在しておりそれを理解した上で採用したい塗料です。
モルタル外壁のデメリットとは?
モルタル外壁は他の塗料に比べるとさまざまなデメリットも存在しています。
代表的なものではモルタルの作業工程は複雑でコストがかかること、塗料としてはひび割れしやすい、防水性が低い、汚れが比較的目立つ素材であるなどのデメリットがあります。
どんな外壁にもメリットもデメリットもありますがモルタルの場合はひび割れることが最大の欠点と言っても良く、そこから雨水が侵入した場合は建物にとっても非常に危険な状態に陥ります。
コストがかかり高い費用となりやすいのにひび割れしやすいとなると、リスクが高いと判断する人もいます。
モルタルは決して悪い外壁ではありませんし、近年は減少傾向ですがこうしたメリットとデメリットの両方を理解した上で採用するとより一層味わいぶかい外壁を楽しむことができるものです。