外壁の部分補修の流れとは?
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
外壁塗装の部分補修の流れとは?
外壁塗装というと建物の外側全体をぐるりと塗装するイメージがありますが実は部分補修をすることもあります。
外壁と言っても常に全体が劣化するとは限らないし、台風などの影響によって部分的に補修が必要になることも十分考えられます。
この外壁の部分補修の流れはヒビなどがあればその部分をきれいに洗浄してから補修するために溝を掘り、コーキング済で埋めてから塗装を行うというのが大まかなところです。
これは職人の腕の見せ所ともいえる部分で技術が不足している場合はきれいに補修できないこともあります。
ヒビなどを洗浄後に少し溝を掘るのは自然に割れたヒビのままではきれいに埋めることが難しいのである程度溝を掘ってからコーキング済を入れる手順になっています。
これは建物を少し掘ることになるので不安になることもありますが建物を守る意味でも重要な工程だといえます。
また補修に使用する材料にも詳しい職人さんだと仕上がりもきれいでしっかりとした部分補修をしてもらうことができます。
部分補修をいくつも行うことと全面補修はどちらが良いのか
部分補修したいところが3箇所あるとしたら全面を塗装するのとどちらがいいのか迷うことがあります。
これはどっちが費用が安く済むかの問題もありますが、年月が経過したときに部分補修したところがどう見えるのかといった問題も考えて行動しなければなりません。
結論から言えば全面塗装から5年未満であれば部分補修した方が良く、それ以上なら全面塗装に踏み切ることを業者に相談すると言った方法が良いと言われています。
あくまでも参考にする目安ですが、部分補修は全面塗装から年月が経過している状態だと浮いて見えることもありますのでそういったことを考えると全面で行う方が見栄えは良くなります。
大切な建物のことなのでさまざまな業者の意見を聞きながら判断するというのもおすすめできる良い方法です。