外壁塗装の法定耐用年数とは?具体的に解説します
この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
以外と難しい!外壁塗装の法定耐用年数とは?
外壁塗装を行う時に知っておくべき知識の1つとして、外壁塗装の法定耐用年数というものがあります。
この外壁塗装の法定耐用年数というものはマイホームなどの場合にはあまり関係ないのですが、事業用に使っている建物に外壁塗装を行う時には非常に重要な知識になるのです。
ただ、この外壁塗装の法定耐用年数というものについては案外勘違いをしている人がいると言われていますので、これから外壁塗装の法定耐用年数という知識の正しい内容についてご紹介いたします。
外壁塗装の法定耐用年数についての詳しい解説
外壁塗装の法定耐用年数が重要な知識な1つだと言われる背景には、減価償却といういわゆる確定申告の際の1つの考え方があります。
減価償却とは簡単に言ってしまえば、事業用に購入した車や工事機械、建物などといった長い期間、使えば使うほど価値が下がっていく資産を下がった分だけ減価として扱い、毎年少しずつ計上していくことを言います。
そしてこの外壁塗装に関しても、こういった車や機械などと同じく長く使えば使うほど価値が下がる資産として扱うことが出来るということなのです。
そして、この外壁塗装を減価償却していく上で大事となるのが、本題でもある「外壁塗装の法定耐用年数」というものになります。
実は外壁塗装を減価償却していく時には、基本的にはその外壁塗装を行う建物のそのものの耐用年数が適応され、その年数分を割った分を形状していくことになるのです。
だから、外壁塗装を行う時にはこの法定耐用年数というものを知っておく必要があるということなのですね。
ちなみにこの外壁塗装の法定耐用年数というのは先程もお話した通り、基本的には外壁塗装を行う建物のそのものの耐用年数が適応されるため、外壁塗装を行う建物によって耐用年数が変わってしまいます。
また場合によっては耐用年数で割るというのではなく、外壁塗装が単なる修繕費としてみなされて、一括で計上しなければならない場合もあります。
ですので、実際に事業用の建物に外壁塗装を行う時には正確に外壁塗装の費用を計上するために、工事を行う前に担当の税理士さんや外壁塗装を依頼する業者さんにしっかりと相談をしておくといいでしょう。